おしゃれなものを置けば、それだけでリビングがおしゃれになるわけではありません。間取りや家具、コーディネートなどをトータルで考える必要があります。この記事では、それらのコツ、間取りとコーディネートで参考になるモデルハウスの住宅展示場を紹介しています。リビングをおしゃれにして、快適な暮らしを送りましょう。
この記事の目次
リビングをおしゃれにするコツ【間取りプラン】
間取りでおしゃれなリビングにする方法はいろいろあります。人気があるリビングの間取りを紹介します。
リビング階段を取り入れる
リビングに階段という大きなアイテムがあると、インパクトを与えられます。階段下の空きスペースは、装飾スペースにしたり収納や書斎を設けたりして、おしゃれな空間を作りましょう。
天井の高いおしゃれなリビングにする
天井の高いリビングは開放感があり、おしゃれな部屋として紹介されるインテリアと近い印象に。また、高い位置に窓をつけると、明るくて風通しの良いおしゃれなリビングになりますよ。
吹き抜けを取り入れる
2階の床の一部を作らずに、1階と連携し吹き抜けを取り入れたリビングには、圧倒的な開放感があります。1階全体の天井高が取れなくても、明るさが確保しやすいです。リビングが広々と見え、風通しも良くなります。
リビングを2階にする
リビングを2階にすると自然の光が届きやすくなり、おしゃれな空間に。そして2階なら、1階にあるよりも外の見晴らしが良いですよ。
リビングをおしゃれにするコツ【家具・ファブリック選び】
リビングをおしゃれにするには、家具・ファブリックの選び方も重要です。ここではソファーやテーブル、テレビボード、収納家具、カーテンなどのアイテムの選び方を紹介します。
好み・生活スタイル・部屋とのバランスでソファーを選ぶ
ソファーは好み・生活スタイル・部屋とのバランスを考えて選びましょう。ポイント別にソファーの選び方を紹介します。
<好み>
ソファーは好みのデザインの中で、自身や家族が座り心地の良いと感じたものを選んでください。やわらかめのソファーはほど良く体圧を分散し、固めのソファは姿勢をサポートしてくれますよ。
<生活スタイル>
ソファーは家族の人数に合わせて決めるのも大事です。必要座面は1人あたり幅60センチ、2人がけは120センチ、3人がけの場合は180センチが目安と言われています。形は、I字型だとどんな家庭でも取り入れやすいでしょう。ホームパーティーが多い人には、対面できるL字型がおすすめ。どんな場面にもフィットするよう、スツールを入れて組み替えできるようにするのも良いですね。
<部屋とのバランス>
ソファーは部屋とのバランスも考えて選んでください。部屋の大きさや形に合うものを選ぶと、バランスの取れたおしゃれなリビングになります。
ソファーの高さに合わせてテーブルを選ぶ
テーブルは、ソファーの座面と同じくらいか、もしくは5センチほど高いものを選びましょう。ソファーがない場合は、床に座ってちょうど良いとされている35センチ前後の高さのテーブルを。ソファーの横にサイドテーブルを置く場合、座ったときに肘が楽に置ける高さが使いやすいですよ。
テレビより一回り大きい幅のテレビボードを選ぶ
テレビボードは、テレビよりも一回り大きい幅のものを選ぶとバランスが良く、安定感もあります。テレビボードの幅は、32V ~ 37V型だと120センチ以上、42V ~ 55V型は180センチ以上が目安です。耐荷重のチェックも忘れずにおこなってください。また、ソファーから画面をやや見下ろす位置にテレビを設置すると、疲れにくくなりますよ。
動作を考えて収納家具を選ぶ
リビングは家の中で最も人が集まり、ものが溢れやすい場所。収納家具を活用して、収納場所を確保しましょう。扉付きの収納家具を置くなどして、ものを隠す場所を十分に用意すると、片付いたおしゃれなリビングに。キャビネットなどの収納家具は開閉のことを考えて、周辺のゆとりも確保してください。開き戸の場合は扉の幅に、引き出しの場合は引き出しの奥行きに、動作する分のおよそ60センチをプラスするとちょうど良いです。
ファブリックも用途・部屋の雰囲気に合わせて選ぶ
ファブリックとは、カーテンやカーペットなどの布ものです。カーテンには遮光や断熱、遮音などの機能がある素材を使ったものがあります。部屋に応じてそれらの機能が必要か判断し、カーテンを選びましょう。また、カーテンやカーペットの色により、部屋の雰囲気が左右されます。ファブリックは部屋の雰囲気に合う色のものを選んでくださいね。
家具やファブリック以外で、重要といえるのが照明です。なかでも間接照明は、おしゃれな空間を演出できると人気。下記記事では間接照明の種類や選び方を解説しています。ぜひ下記記事も読んでみてください。
リビングをおしゃれにするコツ【コーディネート】
間取りや家具がおしゃれでも、コーディネートがいまいちだとおしゃれなリビングにはなりません。インテリアのテーマや家具の選び方、生活感を出さないための工夫を紹介します。
インテリアのテーマを決める
インテリアのテーマに合わせてリビングをコーディネートすると、おしゃれな雰囲気を実現しやすいでしょう。ぜひ参考にしてみてください
<シンプルモダン>
全体的に白や白に近い色でまとめたシンプルモダンなら、すっきりとした印象に。家具や内装は、杉やピーチ材などの優しい色味の木材、無機質な素材との相性が良いです。ファブリックは無地がおすすめです。
<ヴィンテージモダン>
ヴィンテージモダンは新しさと古さが融合したスタイルです。現代的なイメージがありながら、大人っぽく重厚なリビングに仕上がります。現代風のインテリアとレトロなインテリアを配置してみてください。
<和モダン>
和モダンは、現代的なデザインと日本らしい和の雰囲気を取り入れたスタイルです。洗礼された、上品で落ち着きのあるリビングに仕上がります。
ロースタイルの家具でゆとりを作る
同じ幅・奥行きでも、ロースタイルの家具を選ぶと圧迫感が減って、空間が広く見えます。一部に取り入れるだけでも十分に印象が変わりますが、ロースタイルの家具で統一するのもおすすめです。
生活感のないリビングにする
メディアに載るようなおしゃれインテリアは、生活感(脱ぎっぱなしの服・使い古したファブリック・商品パッケージが置かれているなど)がほとんどありません。生活感が出やすいものを隠せるような家具・雑貨・ファブリックを意識して並べると良いでしょう。例えば中が見えない扉付きの家具を使う・棚などの見える部分には装飾品をディスプレイするなどをして、生活感のないリビングを意識してみてください。
おしゃれなリビングのモデルハウスがある住宅展示場に行こう
ここでは、おしゃれなリビングのモデルハウスがある住宅展示場を3つ紹介します。また、住宅展示場に行くときは予約をしていくのがおすすめです。待ち時間なしでモデルハウスを見学できます。ぜひチェックしてみてください。
tvkハウジングたまプラーザ
tvkハウジングたまプラーザには、中庭を中心とした3つのリビングが特徴のモデルハウスや、中庭とリビングが一体となったモデルハウスなど、光をたっぷり取り込めるような家が揃っており、木の空間を味わえるモデルハウスもあります。モデルハウスごとにコンセプトも違うので、比較検討してみてください。
tvkハウジングプラザ港南台
tvkハウジングプラザ港南台には、吹き抜けを取り入れたリビングのモデルハウスがあります。他にも、窓を大きく取り入れた明るい空間のリビングや、落ち着いた雰囲気を味わえるリビングのモデルハウスも。
厚木住宅公園
厚木住宅公園には3メートルを超える天井高のリビングや、屋上にリビングを設けたモデルハウスがあります。おしゃれなリビングのモデルハウスが多い住宅展示場です。
リビングをおしゃれにして、素敵な暮らしをしよう
リビングをおしゃれにするには、間取りや家具、コーディネートの入念なプランが大事です。今回紹介したコツを参考に、リビングをおしゃれにしてみてください。また、これから家を建てる予定の人は、さまざまなモデルハウスのリビングを見学してみましょう。モデルハウスの間取りを参考にしてみてくださいね。