相模原の住みやすさは良好?治安や街の魅力、子育てのしやすさもチェック!

2021年10月26日

神奈川県の中でもファミリー世帯の支持を集めているのが、ベッドタウンとして発展し続けている相模原市。豊富な自然と発展した街並みとが共存した住みやすい街です。そこで本記事では、相模原市の住みやすさについて検証するとともに、ファミリー世帯が特に気になる子育て支援についても解説します。

相模原市はどんなところ?

大きな川とピンク色の花

神奈川県の北側に位置している相模原市。現在でも発展が続いており、ベッドタウンとしてファミリー世帯に人気が高い都市です。まずは、相模原市がどんな街なのか、簡単に見ていきましょう。

3つの行政区に分かれた自然豊かな街

相模原市は、中央区・緑区・南区の3区に分けられています。山・川などが多く、自然を身近に感じられる街です。市内の中心に相模川が流れている他、いくつかの支流も市内を流れており、それらの川には多くの魚が生息しています。

都市部へのアクセスに便利

また、交通網が充実しているのも相模原市の特徴です。相模原市内には、JR線・小田急線・京王線などの複数の路線が通っており、電車で他の地域へアクセスするのに便利。さらに、圏央道のICが複数開通したことにより、車でのアクセスも良くなりました。

ここで紹介した基本情報を踏まえ、行政区ごとに「治安」「利便性」という2つの視点から、相模原市の住みやすさを検証していきます。

1.【相模原市中央区】住みやすさと魅力

相模原駅前の陸橋

市役所や税務署などの行政機関が集結している中央区。ここでは、相模原市の中心となっている中央区の住みやすさを解説します。

【治安】警察・消防の本部がある

中央区は、3つの行政区の中でも、窃盗などの犯罪率が高いエリアです。居酒屋などが多く夜でも明るいですが、夜遅くから深夜にかけての外出や、子ども・女性の1人歩きには注意しましょう。

ただし、警察署や消防署の本部が集まっているエリアなので、その点に関しては心強いでしょう。また、清新エリアにおいては、地域でパトロールの強化をしていることから、比較的治安が良いと言われています。この清新エリアは、相模原駅から徒歩圏内。街灯が設置されたところを通れるので安心です。

【利便性】都市部へのアクセスが良く買い物にも便利

中央区には、JR横浜線の相模原駅・淵野辺駅、JR相模線の上溝駅などがあります。どの駅からも、東京都内まで1時間かからずに行けるだけでなく、横浜市・川崎市といった神奈川県内へのアクセスも良好。近い将来、小田急多摩線が延伸される計画が持ち上がっており、相模原駅・上溝駅が経由駅となる予定です。

また、相模原駅周辺には、セレオ相模原、相模原IT’Sなど、買い物に便利な商業施設が並んでいます。

2.【相模原市南区】住みやすさと魅力

相模大野駅前のロータリー

相模原市南区は、施設や高層住宅が多く、発展が感じられるエリアです。ここでは、南区の住みやすさについて解説します。

【治安】住宅街は静かで落ち着いた雰囲気

南区は、中央区に次いで犯罪が多いとされるエリア。相模大野駅周辺は繁華街となっているため明るいですが、こちらも子どもや女性の1人歩きには十分注意しましょう。

一方、南区は教育施設が豊富であることから、ボランティアによる見回りが積極的におこなわれています。その他、駅から少し離れた外務省研修所周辺においても、警察や警備員によってパトロールされているところがあります。

駅から少し離れると住宅街が広がっており、比較的静かで落ち着いた雰囲気です。

【利便性】さまざまな方面へのアクセスに便利

南区における電車網の中心は、相模大野駅です。JR横浜線、JR相模線、小田急小田原線・江ノ島線が走っており、さまざまな方面へアクセスできます。

相模大野駅には、ステーションスクエアという駅ビルが入っている他、ボーノ相模大野、相模大野モアーズ、ニトリモール相模原といった商業施設が充実。また、スーパーも多く、少し歩けば商店街もあるので、普段の買い物には困りません。

3.【相模原市緑区】住みやすさと魅力

上から見た橋本駅周辺

山・川・海などの自然に囲まれているのが相模原市緑区。工業や商業の発展、施設の充実度が魅力的です。ここでは、市内で1番面積の広い緑区の住みやすさを見ていきましょう。

【治安】街灯が設置されていて夜でも安心

市内でも治安が良く、3区の中では1番犯罪発生率が低いエリアです。緑区の中心にある橋本駅は、3路線が利用できるターミナル駅。そのため、自転車窃盗の犯罪が多めではありますが、その他の凶悪犯罪などは少ない傾向にあります。

橋本駅前には街灯が設置されているため、夜でも歩きやすいでしょう。駅前は夜でも人通りが多く賑やかですが、大通りを抜けると閑静な住宅街が広がっています。交番や大きな警察署がある点も、安心できるポイントの1つです。

【利便性】3路線が利用できて便利

緑区の主要駅は橋本駅で、京王線、横浜線、相模線の3路線が利用可能です。各エリアへのアクセスが良好で、特に新宿・横浜へは乗り換えなしで行けます。また、橋本には、2027年に開業を目指しているリニア中央新幹線の駅が作られる予定。今後、ますます好アクセスな場所になることが期待されます。

買い物面においては、ミウィ橋本、イオン橋本店、アリオとイトーヨーカドーの複合施設などの他、スーパーも豊富です。生活に必要な物が一通り揃いますよ。

相模原市の子育て支援

手をつなぐ親子

ファミリー世帯にとって特に気になるのが、子育てがしやすい環境かどうかではないでしょうか。ここでは相模原市の子育て支援について解説します。

子どもの医療費を助成

相模原市では、子どもの保険診療内での医療費における自己負担額を、一部もしくは全額助成しています。

0歳~小学6年生までの子どもは、通院・入院・調剤の自己負担分を全額助成してもらえます。中学1年生~3年生の子どもは、入院と調剤が全額助成。通院については1回あたり500円の自己負担となりますが、それを超える額は市が助成してくれます。0歳児は所得制限がありませんが、1歳になると所得制限が適用されるので注意が必要です。

子育て支援センターが充実

それぞれの行政区には、子育て支援センターが設置されています。 子育て支援センターは、0歳~3歳くらいまでの子どもとその親、または妊娠中の人とその家族が利用可能。親同士・子ども同士の交流を持てるだけでなく、子育てに関する相談や講習会の受講も可能です。

子ども向けの遊び場・施設が豊富

相模原市内には約600もの公園があり、自然と触れ合いながら遊べます。その他にも、こどもセンター、児童館、相模原市立博物館、アクアリウムさがみはら、相模の大凧センターなどの公共施設も充実しており、遊び場には困りません。

母子手帳の電子化

相模原市では、母子手帳の電子化を進めています。専用アプリ「さがプリコ」を使えば、スマホ、タブレット、パソコンからでも、子どもの成長を管理できます。また、健診記録・予防接種のスケジュールなどが家族と共有できる点も魅力です。

相模原市のモデルハウス見学なら「相模原住宅公園」へ

モデルハウスを見学するカップル

相模原市役所そばにある住宅展示場で、最先端の設備・デザインが採用されたモデルハウスの見学が可能。快適で優しい住まいを提案してくれます。事前予約すれば、待ち時間なしでスムーズに見学できますよ。

相模原市の魅力と住みやすさを知り、新しい住まいの候補に

緑の木々と相模川

相模原市は自然豊かでありながら利便性も良く、ファミリー世帯を中心に人気のエリアです。3つの行政区それぞれの特徴や魅力を知り、自分たちの生活スタイルに合うかどうかを考えてみると良いでしょう。また、市内にある展示場に行ってモデルハウスを見学すれば、新生活のイメージがより膨らみますよ。ぜひ新たな住まいの1つとして、相模原市を候補に入れてみてくださいね。