ランドリールームで洗濯タイムを快適に!設置のポイントや収納のコツも紹介

2024年3月13日

洗濯やアイロン掛けなどが一部屋で完結するランドリールーム。共働きなどで部屋干しする人が増え、注目が集まっています。しかし初めてランドリールームを設置する場合、不安や不明点もあるでしょう。この記事では、快適に過ごせるランドリールームのポイントや収納のコツなどを紹介します。

ランドリールームのメリットと注意点

スタイリッシュなランドリールーム

ランドリールームは、洗濯に関わる作業を行う空間ですが、他にも家事の時短やプライバシー保護などのメリットがあります。しかし、スペースが削られるなどといった注意点も。まずは、ランドリールームのメリットと注意点を紹介します。

ランドリールームを設置するメリット

ランドリールームがあると家事導線が短くなり、無駄な動きが減るため、家事の時短につながります。また、共働き家庭で、暗くなる前に帰宅するのが難しい世帯にもおすすめです。

室内に洗濯物を干せば、花粉やPM2.5など外気のリスクも防げます。衣類の日焼けや色あせの防止にも効果的です。

また、天気が悪くてもランドリールームに干せるので生活感が出にくいでしょう。人目を気にせず洗濯物が干せるのもメリットです。

ランドリールームを設置する注意点

ランドリールームを設置すると、他の居住スペースが削られてしまいます。また、設置場所によっては採光や通気性、家事導線の快適さが損なわれる可能性もあるため、間取りを考慮する必要があります。

ランドリールームは、一定の広さと通気性がないとカビが発生したり、生乾きになったりするため注意が必要です。家族構成の変化により、使用しなくなる可能性があるのも注意点として挙げられます。

ランドリールームを設置する場所や広さ

白で統一された広いランドリールーム

ランドリールームを設置する場所や広さはとても重要です。家事導線を短くしたり、家族がアクセスしやすい位置にしたりとライフスタイルに合わせて、使いやすい場所に設置しましょう。ここでは、ランドリールームに最適な設置場所や広さを紹介します。

ランドリールームの設置場所

家事導線を短くしたいなら、キッチンの近くにランドリールームを設置するのがポイント。また、外に干したい場合は、ベランダに隣接させると濡れて重たい洗濯物を運ぶ手間が省けます。

採光や通気を考慮した間取りにするのはもちろん、水回りを中心とした回遊導線もおすすめです。浴室⇄洗面所⇄ランドリールーム⇆テラス・デッキ・サンルームが直線上にまとまっていると効率が良くなります。家族全員がアクセスしやすい位置に設置すれば、みんなで洗濯家事ができるでしょう。

ランドリールームに必要な広さ

家族構成や職業、子どもの部活動によってランドリールームの必要な広さは変わります。室内干しする頻度や量も重要です。

ランドリールームの広さは、実際に使っている物干しの長さを測るなど洗濯スペースを把握し、人が動くスペースも考慮しましょう。4人家族で約6キロの洗濯物を干したい場合は、2畳程度が目安です。2畳のスペースがあれば、2メートルの物干し竿2本と洗剤・柔軟剤などを収納できるスペースが確保できます。

ランドリールームの独立が難しい場合は

家のスペースが限られている場合は、洗面室とランドリールームを兼用した間取りがおすすめです。一般的な洗面室は2畳程度なので、1畳程スペースを広くして3畳にすれば、室内干し金具や部屋干しファンを問題なく設置できるでしょう。収納スペースを広めに確保すれば、洗剤などの他にタオルや下着、パジャマなども入れられます。

ランドリールームを設置する際のポイント

黒で統一されたモダンなランドリールーム

ランドリールームを快適な空間にするためには、換気対策や使い勝手などいくつかのポイントがあります。ここではランドリールームを設置する際のポイントを紹介します。

ランドリールームの換気対策をする

ランドリールームがジメジメしているとカビが生える可能性があります。換気扇や部屋干しファンなど換気システムを設置し、換気対策をしましょう。除湿機やサーキュレーターを使うと効率良く洗濯物が乾きます。

ランドリールームのドアは引き戸が使いやすい

ランドリールームを引き戸にすれば、扉を開けるためのスペースが不要なので、効率的に空間を使えます。目隠ししたい時には閉める、換気する時は開けるなど使い勝手も良いでしょう。洗面脱衣室とランドリールームを引き戸で間仕切りすれば、洗面まわりをいつもきれいに保てるというメリットもあります。

ランドリールームの作業台は作業しやすい広さや高さを確保する

作業台を設けると洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりできます。作業台は、使いやすい広さを確保し、メインで作業する人の背の高さに合わせるのがポイントです。

家族で一緒に作業する場合は2人並べる広さを確保しましょう。省スペースにしたいなら、折り畳みや埋め込みのできる収納式作業台がおすすめです。

ランドリールームのコンセントの位置や数を考慮する

洗濯機や乾燥機などの機械にはコンセントが必要なので、使う位置や数を事前に想定しておきましょう。アイロンをかける場合もアイロンコードの長さを十分に計算しておくと、不便なく使えます。

ランドリールームの内装や設備にこだわる

ランドリールームが洗面室と離れている場合は、小さなシンクを設置すると家事効率が良くなります。壁や床は水に強く、掃除のしやすい素材が良いでしょう。塩ビタイルなどクッション性のある素材は、長時間立っていても疲れにくいのでおすすめです。

ランドリールームをおしゃれに見せる収納のコツ

キャビネットのあるランドリールーム

生活感が出てしまいがちなランドリールームは、収納やアイテム次第でスッキリとした印象に見せられます。おしゃれなランドリールームを演出できるコツを紹介します。

隠せるアイテムで生活感をなくす

天井にポールを取り付けるタイプの物干しアイテムなら、使わない時に着脱できるため生活感を隠せます。天井に埋め込むタイプの物干しアイテムなら、使わない時に収納できスッキリするでしょう。使う時は竿を手元まで下ろし、そのまま天井近くにあげられるので、使い勝手も良好。ロールカーテンや布で隠すと生活感を一瞬でオフにできます。

十分な収納スペースでスッキリとした印象に

ランドリールームのすぐ隣にファミリークローゼットを設置すれば、生活感のないすっきりとした印象を与えます。

窓の横などにできた少しのスペースに、ウォールシェルフを設置すると収納力がアップします。掃き掃除もしやすく、湿気から守りたいタオルなどを置くのにおすすめです。木製×アイアンのウォールシェルフなら温かみとかっこ良さを感じるランドリーリームに。ウォールシェルフのデザインで印象が変わるので、ランドリールームに合ったデザインを選びましょう。

小物やカラーを統一して清潔感アップ

白を基調としているランドリールームは清潔感があります。白を基調に、床や梁、カウンターなどに木材を使うと温かみのあるスタイルに、白と黒のモノトーンで統一するとまるでホテルのような雰囲気を演出できるでしょう。オールドライクな小物で統一すれば、ナチュラルで明るいランドリールームになります。

また、洗剤やタオル、スキンケアなどのアイテムの色やデザインを統一するとスッキリした空間に仕上がります。洗剤などはカラフルなパッケージが多いので、詰め替えボトルを使うのがおすすめです。

住宅展示場で相談してみる

ランドリールームを体感したり、プロに相談したりすればイメージが湧きやすくなります。tvkハウジングプラザ新百合ヶ丘は、最新のスマートハウスに対応したモデルハウスが立ち並んでいるのが魅力。秦野住宅公園は、見学しやすいレイアウトになっており、お子様連れでも安心です。理想の家をイメージしたり、プロに相談したりするなら住宅展示場へ足を運んでみましょう。

お気に入りのランドリールームで洗濯タイムを快適に過ごそう

開放感のあるランドリールーム

ランドリールームは、家事の時短につながるだけではなく、生活を豊かにしてくれます。おしゃれで快適な空間にすれば居心地も良くなり、家事も楽しくなるでしょう。ライフスタイルや家族構成などに合ったランドリールームを検討してください。