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湘南お店情報
みなさんこんにちは!
「おいしいもの」「たのしいこと」が大好きな藤沢在住のライター・たかはしゆかです。地元LOVEの精神とたゆまぬ好奇心をモットーに、わくわくする湘南の情報をお伝えしていきます♪
鵠沼海岸駅を降りてすぐ、左右に広がる鵠沼海岸商店街はオシャレでこだわりのあるお店が多く立ち並ぶエリアなのをご存知ですか?
今回はその中から海へと続く道の途中にある、北欧雑貨のお店「figue」さんをご紹介します。
店内には心躍るアイテム♪
数年前に初めてこちらに伺ったとき、え? 鵠沼海岸にこんなステキで可愛らしいお店が! と心浮きたったことを覚えています。
決して広くはない店内ですが、店主の堀口紘子さんのセンスや目利きで集められた雑貨や食器はどれも温もりを感じさせてくれるアイテムばかり。
北欧ヴィンテージを中心に、日本製やアジア製などお店のテイストに合う商品がディスプレイされています。
ずっと長く使い続けられるものを
かつては企業の量産雑貨のデザイナーをしていたという堀口さん。
「すぐ廃棄になるものではなく、何十年も愛される物を扱うお店を持ちたい」という想いがその頃からあったといいます。
結婚を機にご主人の地元でもある藤沢市内に転居し、それと同時に念願のお店作りにも着手。
物件探し当初は鎌倉周辺で探していたそうですがちょうどよい物件にめぐり会えず、元々お友達がいて何度か訪れていた鵠沼海岸に目先を移してみたら…
「ここでならやっていける気がする」と、根拠はないけれど自分の中でピンとした気持ちが芽生えたんだそう!
その直感から来年で10周年を迎えます。
買い付けでは毎回新しい土地をひとつ開拓
コロナ禍で今は行けずにいますが、以前は年に3回ほどのペースで北欧3カ国(スウェーデン・フィンランド・デンマーク)に買い付けへ。
現地のバイヤーさんとショップや倉庫を回り、毎回段ボール10箱とスーツケース2つ分ほどの買い付けをしてくるんだそう。
買い付けのルールは“自分がよいと思ったもの”。
「丸い大皿は食器棚に入らないから使いにくい…」
「有名でもピンとこないものは買わないし、無名でも可愛いものは買う!」
お店をはじめたとき同様、自分の感覚を大切にする堀口さんらしさを感じるエピソードです。
そして、ひとつ新しい町へ行くこと。
「アタリハズレもあるけど、人との出会いに恵まれることもあるので楽しみなんです」と教えてくれました。
小さなアイテムを手持ちにプラスして
ヴィンテージ食器と聞くと、少し敷居が高く感じたり、手持ちのものにどう組み合わせてよいかわからない人もいるのでは?
この日店内にある商品をもとに、取り入れやすいアイデアをお聞きしました。
「北欧のものは日本のアイテムとも馴染みやすいと思います。まずは、お気に入りのミニカップなどをこうやって手持ちのプレートに合わせるのもオススメです!」と堀口さん。
さまざまなシーンのプレゼント選びに
取材時にお会いした岡本香奈さんは、地元在住の常連さん。生後2カ月の楓川(かえで)ちゃんと来るのは初めてということで、新しい家族のお披露目と共にしばしの近況報告タイム♪
お友達から出産祝いにこちらのスタイをプレゼントしてもらったそうで、この日も別柄を堀口さんと一緒にセレクト。地元のみなさんに寄り添い、立ち寄りやすい雰囲気を感じられたひとコマでした。
誕生日や出産、新築などのお祝いはもちろん、手軽なソープやハンカチなどちょっとしたお返しにも適した商品も揃います。
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら選ぶのも楽しい時間ですよね。
ヴィンテージ商品は一点物が多く、コンディションもさまざまなので、出会いはタイミング♪
ぜひ、長く付き合えるお気に入りを探しにお出かけください。
Figue(フィグ)
“おうち時間をより楽しくする”がコンセプトの北欧雑貨店
神奈川県藤沢市鵠沼海岸2‐6‐1‐1F(鵠沼海岸駅徒歩1分)
OPEN 11:00~19:00
CLOSE 月曜日と第1・3火曜日
Tel 0466-77-8672
URL https://www.figue-shop.com/
新作や入荷情報などは、インスタグラム@figue.shopでチェックを。
たかはしゆか
ライター&イラストレーター。生まれも育ちも藤沢という生粋の湘南人のくせに、太陽と海が苦手な夜行性人間。日常に散りばめられている「おいしいもの」「たのしいこと」を探してあっちこっちに出没しては、人脈を広げる活動にも余念がないちびっ子アラフォー。好きなものは旅、こけし、落語、納豆、カツオ、アルコール全般です。