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湘南お店情報
みなさんこんにちは！
「おいしいもの」「たのしいこと」が大好きな藤沢在住のライター・たかはしゆかです。地元LOVEの精神とたゆまぬ好奇心をモットーに、わくわくする湘南の情報をお伝えしていきます♪
今回ご紹介するのは、茅ヶ崎駅南口から海へと続く雄三通り沿いにある、小さなうつわ屋さん「日日器(ひびき)」。
４月で５周年を迎えた店内に足を踏み入れると、そこはオーナー・南さんの好きなものがギュ〜ッと詰まった、うつわ好きにはたまらない空間です。
茅ヶ崎 is BEST！
生まれも育ちも茅ヶ崎の南かれんさん(47)。
進学や結婚などの転機でも、茅ヶ崎に住み続けることを選んできました。
「仕事で都内に誘われたこともありましたけど…、やっぱり茅ヶ崎が好き（笑）。村のようなのんびりした雰囲気でありながら、なんでもある。ここで全部まかなえちゃうから、他所へ行かなくていいんです！」。
旦那さまも茅ヶ崎出身。なんと実家も近所で親同士もお知り合いだったというから、本当に茅ヶ崎の地にご縁があるのですね♪
茅ヶ崎から出たくない！というほど、地元が大好きな南かれんさん
タイミングは突然に⁈
ゆくゆくは、自分で選んだ雑貨類を販売しつつ、ワインやコーヒーと簡単な軽食を提供するようなお店を持ちたいと考えていた南さん。
５年前に突然、お店を始めるきっかけが訪れます。
それは、この場所で25年ほど器を扱うお店を営んでいた方からのお誘いでした。
「元々母が利用していて、自分も一緒に買い物に来ていたんです。高齢を理由にお店を閉めるというので声をかけてくれて…。返事を１カ月という短い期間でしなければならず、今思えば不安を感じる間もなく勢いで決めた気もします（笑）」。
実はお店を始めてからの方が、いろいろ心配になって眠れない日々もあったのだとか。「そんなときに母から『無理と思ったら辞めたらいいのよ！』と言われた」のだそう。
「あ、そっか…まだわからない先のことを考えて思い悩むこともないんだ！ と、肩の荷が軽くなったのを覚えています。気付いたら５年も続けてこれたんですね〜」と、笑顔で話してくれました。
雄三通りに面した店舗はガラス張りで開放感があります
オーナーのセンスが光る品ぞろえ
店内の棚には、所狭しと焼き物やガラス、木製のうつわなどが並びます。
仕入れは１カ月に２回ほどあり、新商品や人気商品が追加されます。
信頼関係を築いてきたバイヤーさんを介し、全国各地の窯元さんや作家さんの作品が届くのを南さん自身も楽しみにしているんだとか。
「私が自分で使いたいと思うものだけを扱っているので、どれを選んで組み合わせてもバランスよくご使用いただけると思います」。
これは、オーナー自らの目利きで仕入れるセレクトショップならではの良さですよね！
同じ料理でも、器が違えば印象はガラリと変わります
手にも収まる「リム深鉢」は、ちょっとした丼にもぴったり
お刺身や果物など、何をのせても映える色彩豊かなうつわたち
適度な距離感が心地よさのヒミツ？
駅から近く、スーパーの前という立地もあり、食材の買い出しや習い事のついでに立ち寄る方も多いのだそう。
取材に伺ったこの日も、「来客があるのだけど数が足りなくて」とお椀を買い足す人、屋外に並ぶ竹製品を「こういうの探していたんです」と買い求める人、イメージする大きめのマグカップにめぐり会えずに店を出る人など、さまざまなお客さまの姿が。
そんなときの、南さんの声掛けやお客さまとの距離感のなんとも絶妙なこと！
「悩んでる方には、家に帰って考えてみては？ と、伝えることもあります。自宅で手持ちの食器とのバランスを確認してみるのも大切だと思うんですよね」。
ゆっくり自分のペースで商品を手に取って見て回ることができる、そんな雰囲気がなんとも心地よく感じました。
何度も手に取って、理想の大きさやカタチを探していました
出会いに感謝してこれからも末長く
お店を始めて、いろいろな年代のお客さまに出会えたことや近所でお店を営む人たちとの繋がりができたことがありがたいと話す南さん。
「うつわ選びでわからないことがあれば、どんなことでも聞いてください！ お店で使うテーブルウェアなどのご相談にも対応させていただきます」。
営業日や時間は、ほぼ毎日更新しているお店の公式インスタグラムでチェックを。
投稿画像や動画を見て、予約や取り置きをする人も。
実は、私も過去にインスタを見て気になったオーバル皿を購入させていただき、パスタやカレーにとヘビロテ中です♪
ギフトに人気があるという“スープカップ”
ちょこんと結ばれたリボンが愛らしいショップバッグ
茅ヶ崎のうつわ屋 日日器（ひびき）
茅ヶ崎市幸町24-4（茅ヶ崎駅南口徒歩３分）
TEL：0467‐95‐3199
OPEN 12:00～18:00（変動あり）、不定休
定休日や営業時間などの最新情報は、インスタグラム＠hibiki.utsuwaでチェックを。
たかはしゆか
ライター＆イラストレーター。生まれも育ちも藤沢という生粋の湘南人でありながら、太陽と海が苦手な夜行性。日常に散りばめられている「おいしいもの」「たのしいこと」を探してあっちこっちに出没しては、人脈を広げる活動にも余念がないちびっ子アラフォー。好きなものは旅、こけし、落語、納豆、カツオ、アルコール全般です。