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湘南に暮らす
みなさん、こんにちは! 藤沢に住むこと30余年、地元湘南ライターのヤスダマミコです。「湘南に暮らすHAPPY」を歩いて探して、ご紹介していきます。
今回は、季節を感じながら思いっきりリフレッシュ! 大人も子供も楽しめる新林公園をご紹介します。
お子さん大喜び、パワフルな遊具がたくさん
新林公園は総面積16ha(山林75%)ととても広い公園で、いろいろな楽しみかたができるのが一番の魅力です!
入ってすぐのフジ棚前の大きな広場では、バドミントンほか走り回って鬼ごっこをしたり、階段を上がった冒険広場では、カラフル&パワフルな遊具で思いっきり遊ぶことができます。
大人でもドキドキする高さのロープクライミングもあり、空に向かってのぼるのがとても気持ちいいんです。
心身ともにリフレッシュ、ちょこっとハイキングコース
冒険広場の先には、ハイキングコースの入口があります。5分ほどで行ける展望台までちょこっと登るのもよし、全長1.5キロの自然散策路に挑戦するもお好み次第。
森林を歩いているときの、草や土や何やら混じった香りは何とも言えずいいものですね。
四季折々の珍しい草花や虫たちも見られ、大人は植物鑑賞、お子さんは虫やどんぐり探しなど、みんなで楽しめるのがうれしいコースです。
※自然散策路(ハイキングコース)のマップは古民家でもらえます。
古きよき暮らしを感じるひととき、江戸時代の古民家
江戸時代の名主さんの家を移築した古民家旧小池邸はかやぶき屋根の重厚な建物で、市の重要文化財です(もちろん無料で見学できます)。
この立派なかやぶき屋根は、苔が生えてきて傷みが出てきていますが、現在では「かや」がなかなか入手できず、葺き替えができないそうです。
いつ葺き替えが行われるのか未定ですが、訪れたときには、こうした伝統的技術で作られた屋根もぜひご覧ください。立派な大黒柱や、昔話「ふるやのもり」などに出てくる梁(はり)も見られます。
土間までは自由観覧でき、中に入ると、囲炉裏(いろり)やかまど、つるべ井戸、脱穀用具などがあり、江戸の暮らしにタイムスリップしたかのようです。
最近では、”梁”(はり)や”囲炉裏(いろり)”を見たことがないお子さんも多いそうで、近場で見学できる貴重なチャンスです!
森も山も林も池もある公園ならではの、生き物&植物探し
新林公園では春の桜をはじめ、6月ごろのハナショウブ、フジ、秋の紅葉、早春の梅など、一年を通して自然の美しさを堪能できます。
秋にはモミジやケヤキの紅葉が見られ、落ち葉がひらひら舞う風情のある光景はどこか懐かしく、あたたかさや優しさを感じます。
池の周りではトンボや蝶が舞い、時には藤沢市の鳥カワセミが飛んでくることもあるそうです。
五感で自然を味わう新林公園、心身ともにリフレッシュして元気になれるおすすめスポットです!
新林公園DATA
藤沢市川名字新林411-1。藤沢駅南口から徒歩約15分~20分
Tel 0466-27-4437(新林公園古民家)
駐車場あり、35台(9時00分~16時30分)
ヤスダマミコ
藤沢歴30年。編集・ライターとして書籍&取材記事作りに20年。
絵本の読み聞かせボランティア3年。
「大好き神奈川やってみよう行ってみよう」「季節感ある暮らし」「犬と暮らす」を主テーマに執筆。趣味は絵本、宇宙、恐竜、歴史。最近は藤沢はじめ神奈川を歩き回って化石を発掘しています!