見学予約
  • HOME
  • 住まいのコラム
  • 新築を建てる際は「家事動線」に重点を置こう!家事動線に良い間取りやアイデアをご紹介

住まいのコラム 新築を建てる際は「家事動線」に重点を置こう!家事動線に良い間取りやアイデアをご紹介 公開日:2026年9月24日(木)
  • #効率化
  • #暮らし
  • #間取り

毎日の家事をできるだけ短時間で効率良くすませたいなら、家事動線を良くすることがポイントです。家事動線を工夫すれば、少ない移動で家事をこなしやすくなり、時短や体への負担軽減につながります。これから家を建てる方は、家事動線を意識して間取りを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事では、家事動線の基本や間取りを決める際に押さえておきたいポイントを解説します。また、すでに家を建てた方に向けて、間取りを変えずにできる家事動線の改善アイデアも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

・家事動線とは

・家事動線が良い間取りのポイント

・間取りを変えずに家事動線を改善するアイデア

・まとめ

家事動線とは

家事動線とは、料理や洗濯、掃除といった家事をするときに、家の中を移動する経路のことです。家事の流れに沿って動線がつながり、無駄な往復が少ないほど、家事にかかる時間や労力を軽減できます。

Q1.生活動線との違い

生活動線は、家族が日常生活の中で移動する経路全般を指します。例えば、朝起きて寝室から洗面所へ向かったり、帰宅して玄関からリビングを通り自室へ移動したりする経路などが一例です。一方、家事動線は料理や洗濯など、家事という目的に絞った経路を意味し、生活動線の一部といえます。

生活動線と家事動線は同じ空間を使うため、重なる部分も出てきます。無理に分けるより、重なった場所でスムーズに行き交える工夫をするほうが現実的です。

例えば、洗面室に廊下側とキッチン側の2つの出入り口を設けると、身支度をする家族と洗濯をする人がぶつからずにすみます。すれ違いが多い場所は、通路を広めに取り、開き戸ではなく引き戸を採用すると、ぶつかるストレスが減るでしょう。

Q2.家事動線を重視するメリット

家事動線を重視して間取りを決めると、家事にかかる時間を短縮しやすいことがメリットです。移動距離や往復する回数が減れば、洗濯物を運ぶといった日々の負担も軽くなります。動線上に必要な収納があれば、物を取りに行ったり片付けたりする手間も省けるでしょう。また、動きやすい家事動線にすると、家族も家事に参加しやすくなります。家事の担当が一人に集中せずに、家族で分担しやすくなることもメリットの1つです。

家事動線が良い間取りのポイント

これから新築を建てる方は、間取りを決める際に家事動線の良さを意識することが大切です。快適な家事動線を実現するための具体的なポイントを確認しましょう。

Q1.洗濯を楽にするポイント

洗濯には、主に「洗う・干す・たたむ・しまう」の4工程があります。この4つの工程をできるだけ近い場所で行えるようにすれば、移動にかかる時間や労力を軽減できるでしょう。例えば、洗濯機のそばに室内干しスペースやランドリールームを設けると、「洗う・干す・たたむ」までの作業を1ヵ所で行いやすくなります。アイロンをかけるための作業台も設置すれば、さらに効率良く家事を進められるでしょう。

また、家族の衣類をまとめて収納できるファミリークローゼットを隣接させれば、乾いた洗濯物を各部屋まで運ぶ手間も大幅に減らせます。

外干しする家庭では、洗濯機を設置する洗面室からバルコニーや物干しスペースまでの距離を短くするのがポイントです。バルコニーに干すことが多いなら、洗面室や浴室をバルコニーと同じ階に配置する方法もあります。

Q2.料理や後片付けを楽にするポイント

まずは、キッチンとダイニングテーブルの距離を短くすることが基本です。料理を運んだり食器を片付けたりするのがスムーズになり、負担を大きく減らせます。

また、壁に接しないアイランドキッチンは左右から出入りできるため、複数人でも調理や片付けをしやすい点がメリットです。ただし、設置するには広いスペースが必要になり、キッチンが周囲から見えやすいことには注意しましょう。

収納面では、食料品をまとめて収納できるパントリーを設置すると、出し入れも効率化できます。

Q3.家事を同時進行するポイント

「料理をしながら洗濯機を回す」といった同時進行をしやすくするには、キッチンと水回りの位置関係が重要です。キッチンから洗面室へ直接行き来できるようにしておけば、料理と洗濯を並行して進めやすくなります。例えば、朝食を作りながら洗濯を進める家庭なら、キッチンと洗濯機の距離が近いほど効率良く家事をこなせるでしょう。普段、並行して行っている家事があれば、行き来することが多い場所を近づけると移動の手間を減らせます。

Q4.移動を楽にするポイント

家事の負担は、横方向の移動だけでなく、階段の上り下りといった縦方向の動きでも生まれます。そこで、キッチン・洗面室・浴室など、家事で頻繁に行き来する場所を近くにまとめることがポイントです。同じ階で複数の家事を進められれば、階段を往復する回数を減らせます。

また、回遊動線を取り入れる方法もおすすめです。行き止まりのない間取りにすると、来た道を引き返さずにすみ、目的の場所まで最短ルートで向かえます。家族が同時に移動する際も別の経路を選べるためスムーズに動けます。

ただし、回遊動線を取り入れ過ぎると通路の面積が広がり、部屋や収納に使えるスペースが減る場合があります。設計の段階で、本当に必要な回遊動線かよく検討することが大切です。通路幅や扉の開く方向まで含めて、実際に家事をする場面をシミュレーションしてみましょう。

Q5.収納の工夫のポイント

収納は、量だけでなく配置も重要なポイントです。使う場所のすぐそばに必要な物を収納できれば、出し入れのための移動を減らせます。

例えば、キッチンなら食品を収納するパントリーを近くに設けると使いやすくなります。洗濯乾燥機でタオルを乾かすことが多いなら、洗面室にタオルを収納できる棚を設けるのもよいでしょう。

収納場所を決める際は、空いている場所にしまうのではなく、どこで使うかを考えることがポイントです。必要な物をすぐに取り出せる場所に配置することが、家事動線の良さを左右します。

間取りを変えずに家事動線を改善するアイデア

すでに家を建てて住んでいる場合でも、家事動線の改善は可能です。物や家具の配置を見直すことで、家の中を移動する距離や回数を減らせる場合があります。大掛かりなリフォームをせずに取り入れられるアイデアを2つご紹介します。

Q1.行ったり来たりするのを減らす方法

家事で家の中を行ったり来たりすることが多いなら、実際に使う場所の近くへ物を移す方法がおすすめです。

例えば、掃除のたびに掃除機やフロアワイパーを別の階へ運ぶと、それだけでも負担になります。掃除用品を各階に分けて用意しておけば、重い掃除機を持って階段を往復する必要がありません。

洗濯物を干す場所の近くにハンガーや洗濯ばさみなどを置くのも効果的です。洗濯のたびに別の部屋まで取りに行く手間が省けます。

キッチンでは、よく使う調理器具を手の届く範囲に集め、使用頻度の低い物は別の場所へ移しましょう。アイロンや裁縫道具なども、実際に使う場所のそばに収納すれば、準備や片付けのための往復を減らせます。

Q2.今の間取りで家事動線を良くする方法

今の間取りでも、家具や家電の配置を見直すことで家事動線を改善できる場合があります。家事をするときに、遠回りしている場所がないか確認しましょう。

例えば、ダイニングテーブルの向きを変えるだけで、キッチンから料理を運ぶ距離を短くできることがあります。ゴミ箱やランドリーバスケットなども、使う場所との位置関係によっては余計な移動の原因になります。普段の家事をしながら、どこで遠回りしたり、無駄な移動をしたりしていないか確認し、家具や家電の位置を調整してみましょう。

まとめ

家事動線は、毎日の家事をスムーズに進められるよう、距離を短くするだけでなく無駄な往復が少ない動線にすることが大切です。これから家を建てる方は、水回りを近くにまとめたり、回遊性を良くしたりする間取りを検討してみてください。収納についても、使う場所としまう場所の距離を意識することが大切です。

すでに家を建てた方も、物や家具の配置を見直せば、今の間取りのままで家事動線を改善できます。家事にかかる時間や負担が減れば、その分、家族と過ごしたり自分の時間を楽しんだりする余裕も生まれるでしょう。

家族全員が家事に参加しやすい住まいになれば、一人に負担が集中することも軽減しやすくなります。家事動線を意識した間取りで、快適な暮らしを実現しましょう。

SUPPORT FOR LIVING

住まいのサポーターズ

「住まいのサポーターズ」では、お住まいをご検討のお客様をサポートする各企業をご紹介。住まいに関する有益なサービスや、おトク情報をお届けしています。 一覧を見る