
地方移住の候補地として人気が高い栃木県は、都心へのアクセスの良さと、自然豊かな環境が両立している点が魅力です。特に広々としたマイホームを検討しているファミリー層にとっては、生活コストを抑えつつ、理想の住環境を叶えられるエリアとして注目されています。
この記事では、栃木県の特徴や移住に選ばれる理由、休日の楽しみ方や支援制度まで、詳しくご紹介します。

まずは、移住先を検討するうえで知っておきたい栃木県の基本情報や、各エリアの特徴をお伝えします。県内でも地域によって雰囲気や利便性が大きく変わるため、ご自身の希望するライフスタイルと照らし合わせてみてください。
栃木県は関東地方の北部に位置し、東京都心からは北へおよそ100キロメートルの距離にあります。人口は約186万人(2026年7月1日現在)、面積は約6,408平方キロメートルです。東は茨城県、西は群馬県、南は茨城県・埼玉県・群馬県、北は福島県に接する海のない内陸県です。
栃木県は大きく5つのエリアに分かれます。希望するライフスタイルに合ったエリアを考えることで、移住先のイメージが湧きやすくなるでしょう。各エリアの特徴は次のとおりです。
| エリア | 主な市・町 | 特徴 |
|---|---|---|
| 県央 | 宇都宮市、鹿沼市 | 県庁所在地を含む中心エリア。商業施設や医療機関が充実。 |
| 県南 | 小山市、栃木市、足利市、佐野市 | 都心方面へのアクセスが良く、蔵の街並みや花の名所など。 |
| 県東 | 真岡市、益子町 | 田園風景が広がり、益子焼などの伝統工芸が根づく。 |
| 日光 | 日光市 | 世界遺産の日光の社寺や、鬼怒川温泉などの名湯を抱える関東有数の観光エリア。 |
| 那須 | 那須塩原市、大田原市、那須町 | 那須高原のリゾート地・酪農地帯。新幹線停車駅あり。 |
通勤を重視するなら県央や県南、自然環境を優先するなら日光や那須が候補エリアになるでしょう。
栃木県は、気候面では冬の朝の冷え込みが厳しく、1日の寒暖差が大きいことが特徴です。また、日本有数の雷の多い県でもあり、宇都宮の年間雷日数は26.5日(全国平均の約1.5倍)に上ります。
特に、4月から9月の暖候期に限れば24.2日で全国最多です。栃木県で家を建てるなら、雷対策を徹底しておきましょう。

栃木県には、歴史や自然、温泉、レジャーまで、休日に楽しめるスポットが豊富にあります。日光エリアでは、世界遺産「日光の社寺」である日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺をはじめ、華厳の滝や中禅寺湖など、奥日光の雄大な自然も楽しめます。
ファミリーでのお出かけなら、世界の有名建築物を25分の1サイズで精巧に再現した「東武ワールドスクウェア」や、江戸時代の町並みや文化を体験できる「江戸ワンダーランド 日光江戸村」、動物との距離が近い「那須どうぶつ王国」などがおすすめです。
また、温泉が豊富なのも栃木県の魅力の1つです。源泉数は関東トップクラスを誇り、鬼怒川温泉や塩原温泉、奥日光湯元温泉などが有名です。観光やレジャーと併せて温泉でゆったり過ごす贅沢な休日を楽しめます。

栃木県は近年、移住先の候補として注目度を高めています。栃木県が移住希望者に注目されている理由を探っていきましょう。
栃木県が移住先として注目される理由の1つに、都心へのアクセスの良さがあります。東北新幹線の停車駅が県内に3つあり、例えば、宇都宮駅から東京駅までは新幹線で約50分程で移動できます。小山駅や那須塩原駅にも新幹線が停車するため、通勤や出張にも便利です。
県内にはJRや東武鉄道などの鉄道路線があり、2023年には宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」が開業しました。
JR宇都宮駅の西側への延伸についても、2036年3月の開業を目指した計画が進んでいます。
栃木県では、都心に比べて住宅の購入費用を安く抑えられます。栃木県公表の「令和5年住宅・土地統計調査の概要」によると、次のような特徴があります。
・持ち家住宅率は69.1%(約7割が持ち家)
・1住宅あたりの延べ面積:106.04平方メートル
・居住室数は4.75室
いずれも全国平均を上回っており、都心と同等以上の予算でより広く快適な住まいを手に入れられることがわかります。
また、総務省の「令和6年消費者物価地域差指数」によると、栃木県の総合の全国順位は39位(指数97.6)です。指数は全国平均を100とした値で、栃木県は全国平均より下であることから、物価水準は全国的に見て比較的低いといえます。
地域的には車社会のため自動車の維持費はかかりますが、住宅費や生活費は東京都よりも低いため、トータルのコストを抑えつつ、ゆとりある住環境を実現できます。
栃木県は、子育て世帯を対象とする支援制度が充実した地域です。不妊治療や妊娠・出産・子育てをサポートする助成金制度に加え、妊産婦医療費助成制度や第2子以降の保育料免除など、家計の負担を軽減する仕組みが整っています。
なかでも「こども医療費助成制度」は、県の制度としては高校生3年生相当(18歳に達する年度末まで)まで対象年齢が拡大されています。
なお、高校に通っていない場合の対象条件など、細かな運用は各自治体によって異なりますので、事前に確認が必要です。
子育て支援ポータルサイト「とこぽ」を通じて、支援制度や助成金、遊び場などの情報が一元的に提供されているため、必要な情報をまとめて調べやすいでしょう。初めてその土地に住む移住者も、安心して子育てをスタートできます。

移住の前に確認しておきたいのが、自治体による支援や移住後の暮らしやすさです。栃木県には条件を満たすことで受け取れる移住支援金や、実際の暮らしを体験できるお試し住宅などが用意されています。
栃木県では、東京圏から県内の市町へ移住する人を対象に、移住支援金を用意しています。主な対象は、東京23区の在住者、または東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)から23区へ通勤していた人です。
栃木県に住民票を移す直前の10年間のうち通算5年以上かつ直近1年以上居住・通勤要件を満たす必要があり、対象求人への就業、テレワークの継続、起業などの条件も求められます。
移住支援金は次のとおりです。
| 区分 | 支給額 |
|---|---|
| 単身での移住 | 最大60万円 |
| 世帯(2人以上)での移住 | 最大100万円 |
| 18歳未満の子どもがいる世帯 | 1人につき最大100万円(※18歳未満の子どもと一緒に移住する場合) |
ただし、子育て加算は市町によって異なる場合があります。申請は移住先の市町窓口で、転入後1年以内に行います。
※参考:栃木県/栃木県に移住して最大100万円+α 栃木県移住支援事業
いきなり移住を決めるのが不安な人は、実際に移住先で生活を体験できる「お試し住宅」を利用する方法もあります。
例えば、栃木市では「蔵の街やどかりの家」や「IJUテラス蔵人館」といった移住体験施設があり、1泊~1ヵ月程度利用できます。1泊2,000円~、1ヵ月3万円(光熱水費込)で滞在できるため、実際に地域の雰囲気や暮らしやすさを体験してから移住を検討することができます。
栃木で家を建てるなら、複数のハウスメーカーのモデルハウスを比較しながら検討できる住宅展示場を訪れてみるのがおすすめです。
小山環状線沿いイオンモール小山のそばにある小山住宅公園は、県内最大級規模の総合住宅展示場です。全25区画のモデルハウスを展示しているため、効率良く情報収集できます。駐車場は156台完備しているので、お車での来場も安心です。地域に密着したスタッフがそろっているため、移住を検討している人も安心してご相談いただけます。
都心へのアクセスと豊かな自然環境を兼ね備えた栃木県は、「東京で働きつつ、広々とした家でゆったり暮らしたい」という願いを実現できる理想的な移住先です。観光やレジャーを楽しめるスポットも豊富なため、充実した休日を過ごせるでしょう。
移住に向けた支援金やお試し住宅などの制度も整っているため、まずは現地を訪れ、実際の雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。
栃木への移住でどのような家が建てられるのか、理想の住まいを具体的にイメージする第一歩として、ぜひお気軽に小山住宅公園へ足を運んでみてください。
住まい探しの情報収集や知識を身に付けたら、
まずは、ご希望条件に合ったモデルハウス探しや、お近くの展示場を探してみましょう。
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