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住まいのコラム 台風や大雨の対策を万全にして大切な家を守ろう! 公開日:2026年7月27日(月)
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毎年夏から秋にかけては台風の接近、上陸リスクが高まります。さらに近年は、線状降水帯によってほぼ同じ場所で猛烈な雨が降り続き、災害につながるケースも増えています。

強風と大雨は、どちらも住まいに深刻なダメージを与えますが、事前の備えによって被害をできるだけ抑えることは可能です。本記事では、台風や大雨から大切な家を守る対策をご紹介します。

目次

・【台風対策】強風から家を守るポイント

・【大雨対策】浸水から家を守るポイント

・普段からできる住まいの備え

・まとめ

【台風対策】強風から家を守るポイント

台風対策は、基本的に強風への備えとなります。まずは、台風によって起こりやすい被害を知り、家を守るための対策を進めましょう。

Q1.台風による住まいの被害にはどんなものがある

台風による住まいの被害で特に多いのが、飛来物による窓ガラスの破損です。風そのものでガラスが割れるケースは少なく、飛ばされてきた瓦や小石、庭に置かれた物などがぶつかって割れるパターンが一般的です。窓が割れると暴風が室内へ一気に流れ込み、屋根が内側から持ち上げられて吹き飛ぶ二次被害につながるおそれもあります。

このほか、屋根材や雨どいの飛散、カーポートや物置の倒壊、テレビアンテナの転倒などもよく見られる被害です。飛ばされた物が隣家や通行人を傷つけるリスクもあり、自宅の損害だけでは済まない場合もあります。自分の家のどこが弱点になりやすいかを知っておくことが必要です。

Q2.窓ガラスが割れるのを防ぐにはどうすればいい

台風の被害で窓ガラスが割れるケースは、植木鉢や物干し竿、小石などの飛来物による破損が一般的です。こうした被害を防ぐには、雨戸やシャッターを閉めておくのが確実で、飛来物が窓ガラスに直接当たるのを防げます。

雨戸やシャッターがない場合は、応急処置としてダンボールで補強する方法もあります。窓に貼ることで、飛来物が当たっても衝撃をある程度は和らげることが可能です。また、飛散防止フィルムを貼っておくと、万が一窓ガラスが割れたときも破片が飛び散りにくくなります。ただし、この方法は窓ガラスが割れたときの被害を軽くするためであり、窓ガラスが割れるのを防ぐわけではありません。

Q3.屋根や外壁はどこをチェックすればいい

屋根は瓦やスレートがずれていないか、棟板金(むねばんきん)が浮いていないかなどを確認しましょう。しっかりと固定されていない場合は、専門家に早めに相談することをおすすめします。放置していると、雨漏りや飛散事故の原因になりかねません。台風が接近してからでは間に合わないので、台風シーズンを迎える前に点検しておくと、雨漏りや屋根の損傷を防げます。

外壁は、ひび割れやシーリング材の劣化がないか確認しましょう。すき間から雨が入りこむと腐食や雨漏りの原因になります。ただし、屋根に登るのは危険なので、双眼鏡などを使って確認し、異変があれば専門業者に点検を依頼するのが安心です。

Q4.庭やベランダは何をしておけばいい

植木鉢や物干し竿、ごみ箱、園芸用品などは、強風で飛ばされると窓ガラスを割るケースもあります。台風の接近前に、できるだけ室内へ取り込んでおきましょう。また、ベランダの排水口が落ち葉でふさがっていると雨水が溢れるため、掃除も忘れずに行いましょう。

Q5.カーポートや物置の破損を防ぐには

カーポートで特に被害を受けやすいのは、屋根のパネル部分です。強風でパネルが浮き上がって外れたり、飛ばされて周囲の建物を傷つけたりすることがあります。サポート柱がある場合は、台風が接近する前に取り付けましょう。

物置は、強風に煽られると転倒したり、位置がずれたりするおそれがあります。アンカー工事によって地面に固定されているかを確認し、固定されていない場合は専門業者への依頼を検討しましょう。扉が風で開くと外れたり飛ばされたりする危険があるため、施錠も忘れずに行ってください。

【大雨対策】浸水から家を守るポイント

猛烈な雨が降り続くと、住宅への浸水や排水口からの逆流が起こるおそれがあります。被害を抑えるために、家の周囲や室内でできる対策を確認しておきましょう。

Q1.大雨による住まいの被害にはどんなものがある

大雨による住まいの被害として代表的なのが、床下浸水や床上浸水です。道路や側溝の排水が追いつかなくなると、溢れた水が玄関や勝手口などから建物内へ流れ込むことがあります。床上まで浸水すると、床や壁の張り替えに加えて家具や家電の買い替えが必要になる場合もあり、被害はさらに大きくなるでしょう。

また、下水が逆流し、トイレや浴室、洗濯機の排水口などから水が溢れることもあります。側溝や敷地内の排水口が詰まれば、行き場を失った雨水が敷地内に溜まるため注意が必要です。雨どいが詰まると雨水をうまく排水できず、周囲に溢れるおそれがあります。

Q2.雨水が溢れるのを防ぐにはどうすればいい

側溝や敷地内の排水口に落ち葉や泥が溜まっていると、雨水が流れにくくなり、周囲に溢れることがあります。大雨が降る前にゴミを取り除き、水が流れる状態にしておきましょう。あわせて雨どいに詰まりがないかも確認が必要です。

雨どいは落ち葉やゴミ、砂などが溜まり、うまく排水できなくなることがあります。台風シーズンを迎える前に、掃除や点検を済ませておくのがおすすめです。ただし、高所の作業となるため危険を伴います。無理せずに専門業者に依頼することも検討しましょう。

Q3.玄関からの浸水を防ぐにはどうしたらいい

浸水のおそれがあるときは、玄関に土のうを積んで、水の侵入を塞ぎます。自治体によっては土のうを配布しているので、日頃から備えておくと安心です。

また、家庭用のゴミ袋を二重にして、水を半分ほど入れれば、水のうとして代用できます。水位が上がってからでは設置するのが難しいため、早めに準備しておきましょう。

Q4.下水の逆流を防ぐにはどうしたらいい

大雨で下水管の水位が上がると、トイレや浴室などの排水口から水が逆流することがあります。このような逆流を防ぐには、水のうを排水口に置いて塞ぐ方法が有効です。

浴室や洗濯機は排水口の上に置き、トイレは便器の中に入れます。水の重みが栓の役割を果たし、排水口から水が噴き出すのを抑えられます。

普段からできる住まいの備え

台風や大雨による住まいの被害を最小限に抑えるには、日頃からの点検や備えが大切です。直前になって慌てなくてもいいように対策しておきましょう。

Q1.自宅がどれくらい浸水しやすいか調べるには

自宅の浸水リスクは、自治体が公開しているハザードマップで確認できます。国土交通省が提供する「重ねるハザードマップ」では、複数の災害種別を選択して、災害リスクを地図上に重ねて表示することもできます。

自宅周辺で浸水が想定されているか、どの程度の深さまで水が達するおそれがあるかを事前に確認しておきましょう。浸水リスクが高い地域では、玄関や勝手口に設置する土のうや水のうを準備しておくと、早めに対策できます。

ただし、土のうや水のうは、水の侵入を抑えたり、浸水までの時間を遅らせたりするための対策です。雨量や水位によっては浸水を防ぎきれないため、頼りすぎないようにしましょう。あわせて避難場所や安全な避難経路を家族で共有し、危険が迫ったときは避難を優先することが大切です。

Q2.台風や大雨に備えて火災保険はどう見直せばいい

火災保険は火事だけでなく、契約内容によっては台風や大雨による住まいの損害も補償の対象になります。台風の強風によって屋根や窓が壊れた場合は風災、大雨や洪水による浸水被害は水災に含まれます。

契約している火災保険に風災・水災補償が含まれている場合、これらの被害が補償対象となる可能性があります。ハザードマップで自宅周辺の浸水リスクを確認し、住まいの状況に合った補償が付いているか見直しておきましょう。

また、建物と家財は補償の対象が分かれているため、家具や家電まで対象になるかも確認が必要です。保険金が支払われる条件や自己負担額(免責金額)も契約によって異なります。台風シーズンを迎える前に、保険証券や契約内容を確認しておくと安心です。

まとめ

台風や大雨から家を守るには、強風と浸水の両方に備えることが大切です。窓や屋根、庭やベランダなどを点検し、側溝や排水口の掃除、土のうや水のうの準備などを早めに進めておきましょう。ハザードマップや火災保険の内容も確認しておくと、自宅の状況に合った対策を取りやすくなります。

これから新築やリフォームを検討する方は、耐風性や耐水性を重視することで、より災害に強い住まいを得られるでしょう。

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